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厚生労働省
再生医療等提供計画 認定施設

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BY EXPERTS

専門医が見極める再生医療

INTRODUCTION

はじめに

再生医療と聞くと、PRP、幹細胞、エクソソームなど、さまざまな言葉が並びます。

けれど、患者さまにとって本当に大切なのは、今のご自身の状態に、どの治療が合っているのか。そして、その判断を信頼できる医師が行ってくれるかどうか、ではないでしょうか。

当院では、再生医療を「メニューの中から選ぶもの」ではなく、医師が診察のうえで患者さまごとに最適化して提案する医療だと考えています。—–当院で取り扱う再生医療

当院では、以下の再生医療を取り扱っています。

通常のPRP

MCTで活性化したPRP

歯髄由来エクソソーム

脂肪由来エクソソーム

臍帯由来エクソソーム

名前だけ見ると、少しわかりにくいかもしれません。「種類が多くて、むしろ迷う」というのが正直なところだと思います。

ただ、これは体調に合わせて薬を選ぶのと同じ考え方です。同じ「風邪」でも、熱が中心なのか、のどが痛いのか、咳が強いのかによって、処方する薬は変わります。再生医療も同じで、大切なのは「今の自分の状態に何が合うか」を正しく見極めることです。

PRP vs EXOSOMES

PRPとエクソソームの違いをわかりやすく

PRPとは?

PRPは、ご自身の血液から血小板を濃縮し、その中に含まれる成長因子を利用し、
「自分の体の修復力を引き出す治療」です。
人間の体には、もともと傷を治す仕組みが備わっています。
出血したときに血が止まり、かさぶたができて、やがて皮膚が再生されるのはその仕組みの一つです。
PRPはその修復に関わる成分を血液から取り出し、必要な部位に集中して届ける治療です。

外から異物を入れるのではなく、自分の体の中にある修復力を最大限に引き出す、
それがPRPの本質です。

MCTで活性化し、PRPの効果を最大化

MCTで活性化したPRPは「光と熱の力でPRPを最大限に引き出す治療」です。

当院では、MCT(Meta Cell Technology)という医療機器を用いてPRPを活性化しています。

MCTとは、光熱バイオモジュレーション(光と熱による生体への働きかけ)を利用してPRPを処理する、
認証を受けた医療機器システムです。
採取した血液から作ったPRPをMCT専用キットに入れ、
特定の波長の光と熱で処理するだけという、シンプルな3ステップで行われます。

この処理によって、通常のPRPと比べて主に3つの変化が起きます。

① 成長因子が「持続的に」放出される
通常のPRPは成長因子を一度に放出しますが、MCTで処理したPRPは、成長因子がより持続的に放出される状態になります。一気に効かせるのではなく、じわじわと修復を後押しするイメージです。

② 細胞のエネルギー産生(ATP)が高まる
特定波長の光が細胞のミトコンドリアに作用し、細胞が活動するためのエネルギー(ATP)の産生を大幅に高めます。修復のための「燃料」が増える、といえます。

③ 炎症性サイトカインが減少する
血漿中の炎症を促す物質が減ることで、PRPの抗炎症作用が高まります。

さらに、MCTによる処理を行うと、患者さま自身のエクソソームが誘導・放出されるという特徴もあります。つまり、MCT活性化PRPは「PRPとエクソソームを同時に引き出す治療」でもあります。

また、光熱処理によってPRPの粘度が下がるため、注射時の痛みが軽減されるというメリットもあります。 通常のPRPとMCT活性化PRPのどちらが適しているかは、患者さまの状態や目標によって変わります。単純に「活性化した方が上」ではなく、その方に合った使い方が重要です。

ABOUT EXOSOMES

エクソソームとは?

エクソソームは、細胞から分泌される非常に小さな物質で、細胞どうしの情報伝達に関わっています。

わかりやすく言うと、細胞が別の細胞に送る「お手紙」のようなものです。「この部分の炎症を抑えて」「この組織の修復を進めて」といった情報を細胞間で伝え、体全体の修復・再生のプロセスを調整する役割を担います。

PRPが「修復係を直接送り込む治療」だとすれば、エクソソームは「修復の指示をより広範囲に届ける治療」といえます。

SOURCE MATTERS

エクソソームは由来によって特徴が異なる

エクソソームは、どの細胞・組織に由来するかによって、含まれる情報の種類や特徴が異なります。

歯髄由来エクソソーム

歯の神経(歯髄)に由来します。神経や血管との関連が注目されており、細やかな機能やコンディション面を意識する場合に選択肢に入ることがあります。

脂肪由来エクソソーム

脂肪組織の幹細胞に由来します。炎症の調整や免疫への関与が研究で注目されており、慢性的な炎症が背景にあるケースで検討されることがあります。

臍帯由来エクソソーム

出生時に採取された比較的「若い組織」由来です。再生・修復という観点で関心が高く、全体的な組織の活性化を目的とした文脈で用いられることが多いタイプです。

ただし、「この症状にはこれ一択」と断言できるほど全てが確立しているわけではありません。いずれも研究が進んでいる領域であり、当院ではその時点での最新の知見をもとに選択しています。

PRICE ≠ VALUE

「高そうなもの=よく効く」は誤解

再生医療でよくある誤解として、「高価なものが一番効く」「新しいものが最善」という考え方があります。
しかし実際には、どれが優れているかではなく、今の状態に何が合っているかが全てです。

どんなに優れた治療でも、その方の状態に合っていなければ意味がありません。医師の役割は、選択肢の中から「あなたに今、必要なもの」を見極めることです。

DOCTOR-TAILORED

当院では、医師が状態を診たうえで選択します

当院では、PRPや各種エクソソームを取り扱っていますが、患者さまご自身に「好きなものを選んでください」とお任せすることはしていません。

なぜなら、この分野は専門的な見立てが結果に直結しやすいからです。

たとえば同じ「疲れやすい」というお悩みでも、

自然回復力が低下しているのか

慢性的な炎症が影響しているのか

組織そのものの修復を優先すべきなのか

によって、適切な治療は変わります。診察を通して背景を見極めたうえで、通常のPRPが適しているのか、活性化PRPがよいのか、あるいはどの由来のエクソソームが合うのかを、医師が責任をもって判断します。

ESSENTIAL

実は、最も重要なのは「種類」ではなく「品質」

再生医療は、名前だけで選ぶ医療ではありません。同じ「PRP」「エクソソーム」という言葉でも、調製方法・品質管理・保管の方法によって実際の効果に差が出る可能性があります。

PRPであれば血小板の濃度や活性化の方法、エクソソームであれば製造元の品質基準や保管条件が、製剤の性質に大きく影響します。

当院では、何を使うかだけでなく、どのように扱うかにも徹底してこだわっています。丁寧な見極めと堅実な品質管理、それが患者さまの結果につながる近道だと考えています。

CONTACT US

こんな方はご相談ください

再生医療に興味はあるが、自分に何が合うかわからない方

PRPとエクソソームの違いがよくわからない方

メニューが多すぎて、かえって不安になっている方

医学的な根拠にもとづいて治療を選んでほしい方

信頼できる医師に相談しながら治療を決めたい方

SUMMARY

最後に

再生医療は、まだ発展途上の分野です。だからこそ、自分の状態に合うものを、正しく選ぶことが大切です。

当院では、その方に必要な治療を、必要な理由とともに提案すること。そこに、医師としての役割があると考えています。

迷ったままで構いません。再生医療は、患者さまが一人で正解を探すためのものではありません。まずは診察で、今の状態に合った選択肢を一緒に整理していきましょう。